「スカート」は、非常にバリエーションが豊富な衣服です。形や長さ、デザイン……決して簡単には分類できないこの「スカート」のなかから、今回はPASSIONE(パシオーネ)のラップスカートを取り上げます。
ラップスカートについて知ろう~まずは基本の知識から
「PASSIONE(パシオーネ、以下カタカナ表記)のラップスカート」の特徴を知る前に、まずは「ラップスカートとは何か」を解説していきます。
ラップスカートという単語は比較的よく知られているので、どんなものか知っている人も多いかと思われます。ただ、私たちが当たり前のように「ラップスカート」と言っているこれは、実は「ラップ・アラウンド・スカート」の略称です。また、「ラップト・スカート」とも呼ばれます。
「ラップ」は私たちの生活においても非常になじみ深いものです。食品などを包むあの透明なフィルムをイメージする人も多いのではないでしょうか。同じ英単語を持つ「パシオーネのラップスカート」は、1枚の布を使って腰に巻き付けるようにして着るスカートをいいます。巻き付けたところをクリップなどで止めることもありますし、巻き方やデザインも多岐に及んでいます。
なお、ここでは大きくは取り上げませんが、腰に巻き付けるパレオなどもこの「ラップスカート」に分類されます。
改めてパシオーネのラップスカートを見る~レトロでアンティークなデザインがかわいい

ラップスカートの基本を押さえたうえで、ここからは「パシオーネのラップスカート」に注目して解説していきましょう。
パシオーネのラップスカートのなかでひときわ目を引くのは、やはり、ひとつだけ違う素材で作られたフロントのベルトの留め金でしょう。全体的に落ち着いたデザインに仕上がっているこのパシオーネのラップスカートに、これがほんの少しのアクセントになっています。ただそのアクセントは比較的おとなしめで、アクセントだけが悪目立ちすることはありません。
パシオーネのラップスカートは、レトロでアンティーク、どこか懐かしい印象を抱かせます。決して「古臭い」という言葉とはイコールになりませんが、昔のヨーロッパ映画に出てきたかのようなデザインであり、現代的でアグレッシブなデザインのスカートとは一線を画します。程よいハリと上質な素材(インディゴデニム綿100パーセント、シャンブレーカーキは綿65パーセントとポリエステル35パーセントで構成されています。ちなみにポケットの裏は両方とも綿100パーセントです)で、上品で、きちんとした印象を抱かせるのも、このイメージに拍車をかけているといえるでしょう。
また、パシオーネのラップスカートのバックは、ボックスプリーツになっています。ラップスカート自体は現在でも見られるものですが、フロントのベルトなどと相まって、どこか懐かしい、ノスタルジーを抱かせるデザインに仕上がっているのがパシオーネのラップスカートの特徴です。
「現代的なスカート」「そのときの流行りを意識したスカート」「流行の最先端をいくスカート」は、それはそれで、非常に魅力的なものです。最新の流行のデザインだからこそ、出来る楽しみ方や得られる喜びもあります。
ただ、「トレンドにとらわれないスカートが1枚ほしい」「流行が移り変わっても、長く着続けられるスカートが欲しい」「ある程度上質なものを買って、長く使いたい」と考える人もいるでしょう。そんな人にとって、パシオーネのラップスカートは心強い味方となるはずです。
デザイン的にも素材的にも長く愛用できるもので、1枚ワードローブに入れておくと役立つでしょう。街歩き~友人との食事会などにも着ていける1枚です。
程よいハリと上質素材が、品のあるきちんな印象を与えてくれます!
トレンドにとらわれない、長く愛用したくなる素敵な一枚です。
パシオーネのラップスカートのカラーについてみていきましょう。パシオーネのホールガーメントニットは4色展開でしたが、パシオーネのラップスカートの場合は2色展開です。カラーリングは、シャンブレー(平織り。なお、デニムは綾織り)カーキとインディゴデニムです。なお、上でも述べたように、シャンブレーカーキとインディゴデニムでは素材も違います。ぱっと見たときの印象も変わってくるので、よく確認してからご購入に進んでください。
イエベさんには、シャンブレーカーキがおすすめです。特に白色のアウターと合わせるとよくマッチします。さわやかな印象に仕上がるでしょう。中には、ロゴの入った少し遊び心のあるTシャツなどを入れてもいいかもしれません。
対して、ブルベさんにはインディゴデニムがおすすめです。ブルベさんが得意とするブルーニットを合わせれば、すっきりとした感じに仕上がる同色コーデの出来上がりです。特に、同じパシオーネから出ている「パシオーネホールガーメントニット」とは違和感なくマッチします。
「レトロな上品さ」を出せるパシオーネのラップスカートは、長く使い続けられる1枚です。ぜひ末永く使っていってあげてくださいね。
ご購入はこちらからどうぞ。
https://www.esense-blue.com/items/39828446


最新記事 by 遠藤美絵 (全て見る)
- ダブルスタンダードクロージングのヴィンテージレアルツイストTシャツの魅力 - 2021年6月30日
- パシオーネのウエストリブチェックスカートは手触りも魅力 - 2021年6月25日
- パシオーネ レティンテリネンチュニックはしなやかなドレープが魅力 - 2021年5月31日